JAちばみどりは、9月28日、10月1日に、千葉県が育成した新品種「粒すけ」を旭市、銚子市、匝瑳市、横芝光町へ贈呈しました。
贈呈式を各市役所・役場で行い、当JAの江波戸一治組合長や向後正常務から目録が手渡され、これに対し、各市役所・役場からは感謝状が贈られました。
子どもたちに新米を食べてもらうことで、地産地消と農業に関心をもってもらうことを目的とし、贈呈した「粒すけ」は管内の小・中学校へ給食として提供されました。
9月29日、旭市立中和小学校では、給食として全校生徒106人に「粒すけ」を使ったおにぎりが提供されました。
児童は「もちもちしてお米が甘くておいしい。おにぎりおかわりしたい」と笑顔で頬張りました。
「粒すけ」は今年から千葉県の奨励品種として指定され本格出荷となり、管内では60haを作付し、約3500俵(1俵=60㎏)の集荷となりました。
大粒で、ほどよい粘りと弾力があり、コシヒカリと同等以上の良食味が楽しめる。名前には自分の子どものように愛着をもってもらいたいという思いが込められています。
また「粒すけ」は茎が短く、長雨や強風でも倒れにくいので、生産者からは期待が大きい品種となっています。