銚子施設園芸組合(萩谷久雄組合長)は10月8日、銚子市の犬吠埼ホテルで抑制トマト生産者大会を開き、指定市場9社や関係機関の担当者・生産者89人が出席し、出荷規格などを確認しました。
生育は、6月10日から播種が開始され、7月上旬から中旬の気温、日照時間は平年を大きく下回ったものの、梅雨明けの気温は平年を上回り、定植の遅かった圃場では葉の焼けや植え痛みが見られました。
8月に入ってからも高温、乾燥状態は続き、かん水管理に苦労しました。
出荷は8月28日から、9月1日より連日出荷となりました。
現品査定で市場担当者は「銚子のトマトは味の濃厚さで人気が高いので、着色状態に注意した選別により、高品質を維持した出荷をお願いしたい」と生産者に呼びかけました。
萩谷組合長は「現在接近している台風19号対策、15号の復旧作業お疲れ様です。このような厳しい状況の中、関係機関との連携のもと他産地に負けない高品質のトマトの出荷を頑張っていきましょう」と話しました。
同組合は12月までに抑制トマト32万176ケース(1ケース=4kg)の出荷を予定しています。