千葉県旭市の『飯岡の貴味(タカミ)メロン』の出荷が始まりました。
育ち具合は、4月中旬から気温、日照時間ともに平年を上回り順調に生育しています。
適度に降雨もあり、果実肥大は良好です。
本格出荷を前に飯岡メロン部会は6月14日、同市のいいおかユートピアセンターで査定会を開き、指定市場や関係機関の担当者、生産者105人が出席し、出荷規格などを確認しました。
査定会とは、青果市場などへ出荷する作物の品質や規格(サイズや1箱に詰める量など)を揃えるために行います。
出荷規格は作物ごとに細かく決められていて、生産者はその規格に合うものを出荷し、消費者のもとへ届けられています。
同部会の高野淳会長は「生産者1人1人が消費者においしいメロンを提供するという高い意識を持つことで、ブランド化の確立、所得の向上を図り、次世代の後継者のためにも誇りと責任を持ってこれからの収穫にあたってほしい」と呼び掛けました。
同部会の出荷は7月上旬をピークに、8月までに40万ケース(1ケース=主に3kgおよび5kg)を予定しています。