千葉県銚子市では昨年から青パパイアの栽培に取り組んでいます。
昨年の生産者は1人でしたが、今年は旭市飯岡地区の生産者も加わり、合わせて19人が241aを作付けています。
出荷は8月26日から始まり、12月まで続く見込みです。
当JAでは、青パパイアの生産者が大幅に増えたことから、8月26日、初めての査定会を当JA営農センター銚子で開きました。
市場4社や関係機関の担当者、生産者19人が出席し、出荷規格などを確認しました。
査定会とは、青果市場などへ出荷する作物の品質や規格(サイズや1箱に詰める量など)を揃えるために行います。
出荷規格は作物ごとに細かく決められていて、生産者はその規格に合うものを出荷し、消費者のもとへ届けられています。
現品査定で市場担当者は「青パパイアは沖縄県産が主であったが、ここ数年、全国で栽培が増えています。
これから消費を拡大していきたいので、高い品質を維持した出荷をお願いしたい」と生産者へ要望しました。
青パパイアの皮はゴーヤーのように固く苦味が強いですが、果肉はくせがなくあっさりとした味なので、サラダや炒め物など幅広く調理できます。
また、酵素やポリフェノールなどが豊富な野菜として注目を集めています。