旭いちご部会は11月24日、クリスマスなどの需要期を前に、旭市のヒューマンプラザ黄鶴で2017年産旭イチゴ出荷査定会を開きました。
査定会とは、青果市場などへ出荷する作物の品質や規格(サイズや1箱に詰める量など)を揃えるために行います。
出荷規格は作物ごとに細かく決められていて、生産者はその規格に合うものを出荷し、消費者のもとへ届けられています。
指定市場6社や関係機関の担当者、生産者53人が出席し、出荷規格などを確認しました。
同部会の加瀬弘部会長は「消費者に安心して食べてもらえるおいしいイチゴができたと思う。より良い品質のイチゴの出荷を目指そう」と生産者に要望しました。
生育は、9月の長雨の影響で例年より1週間ほど遅れていたが、現在は回復傾向となっています。
現品査定で市場担当者は「旭のイチゴは甘く、評判がよい。過熟や未熟がないように出荷してほしい」と注意を呼びかけました。
同部会は来年4月までに51万ケース(1ケース・4パック入り=1.2kg)の出荷を予定しています。