当JAパセリ部会は11月30日、同JA海上中央支店で本格出荷を前に、2016年度秋冬販売会議・査定会を開きました。
指定市場6社や関係機関の担当者、同会役員6人が出席しました。
査定会とは、青果市場などへ出荷する作物の品質や規格(サイズや1箱に詰める量など)を揃えるために行います。
出荷規格は作物ごとに細かく決められていて、生産者はその規格に合うものを出荷し、消費者のもとへ届けられています。
作柄は、8月の台風や9月の長雨など天候不順の影響を受け、出荷量は平年を下回る見込みです。
同会の菅生知機会長は「8月以降の悪天候など栽培環境は厳しいが、クリスマス、年末の最需要期に向け、高品質なパセリを出荷するので、有利販売につなげてもらいたい」と市場担当者に呼びかけました。
同会は来年3月までに39000ケース(1ケース=5kg)の出荷を予定しています。